横浜市民測定所 会員の皆様へ
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【アラート速報10/11】
10月11日に当測定所で測定されました食品から以下の数値が検出されました。
基準値内ではありますが比較的高い数値と判断し、ご報告いたします。
茨城県北茨城沖 タラ(非流通品)
Cs137 36.5±8Bq/kg
Cs134 28.4±6.1Bq/kg
Cs137+Cs134 64.9±10.1Bq/kg
この結果は会員の皆様に迅速に注意喚起を行うための速報としてお知らせしています。
測定データの詳細は分析や検証を経てから公開いたします。しばらくお待ち下さい。
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【以下参考データ】
◇各都道府県等における水産物放射性物質調査結果(平成24年度)以下水産庁よりリンク
※7月~10月現在まで約320件のマダラの測定結果のうち約250件において放射セシウムを検出しています。
(残り約70件は検出限界未満の報告)
7月~9月末
http://www.jfa.maff.go.jp/j/sigen/housyaseibussitutyousakekka/pdf/120928_resultjp.pdf
10月
http://www.jfa.maff.go.jp/j/sigen/housyaseibussitutyousakekka/pdf/121010_result_jp.pdf
◇マダラは青森県太平洋海域、岩手・宮城県境水域、宮城県沖(1kg以下を除く)、福島県沖で出荷制限。
http://www.jfa.maff.go.jp/j/kakou/hyouzi/kisei_kekka.html
(東日本太平洋における水産物の出荷規制・操業自粛等の状況について 水域図)
◇茨城県では50Bq/kg超~100Bq以下で漁業団体が生産自粛しているようです。今回の北茨城沖は自粛の地域ではありません。
http://www.pref.ibaraki.jp/nourin/gyosei/pdf_housyanou_kisei/01_kaimen20121010.pdf
・大型に成長する魚で肉食性、貝類、頭足類、甲殻類、小魚などいろいろな小動物を捕食する。
・北部太平洋沿岸に生息し、分布の最南端は茨城県沖である(原発事故の影響が大きいとされる海域)
・夏は深場に生息し、冬は浅場に移動する(底魚)
以上のことから今年はもちろん、来年以降も注意が必要な種類の魚と考えられます。
現在、出荷制限や操業自粛の措置が取られている海域が多くなっていますが挟まれた海域で操業が続けられているところもあります。
また同じ海域でも測定結果には大きな違いがあります。
今後のデータの推移、自治体の発表にご注意ください。
横浜市民測定所