Yokohama Citizen's Radioactivity Measuring Station

buono26月20日にレストラン「ナチュラーレ・ボーノ」にてランチ交流会を行いました。
参加くださいました皆さま、ありがとうございました!+アンケート結果のご紹介

このランチ会のために特別にご用意いただいた、美味しくて安心なお料理をいただきながら、日頃どんなことに気をつけているか、どんなことが心配かetc.、どのテーブルも会話が尽きませんでした。とにかく放射能の話ができる人と交流したい!というお声を参加者からお寄せいただきましたが、普段なかなか口にできない放射能に関する話題を、何の気がねもなく話し合える場は貴重だと思います。

前回の80*80でのランチ会と同様、参加された方々にアンケートをお願いし、お帰りの際に提出いただきました。その回答を一部ご紹介します(回答者14名)。

今後、測って(データを公開して)ほしいものはありますか?
との問いには、魚介類、小麦粉、大豆、調味料(めんつゆ、しょうゆ、ケチャップ、ソース、だしの素)、加工品を挙げる方が多かったです。先日、横浜市の学校給食で使われた小松菜からCs-137が3Bq/kg検出されたことを受けて、横浜市産の野菜を測ってほしいとのお声もありました。

ご自分で測定に出したいものはありますか?
との問いには、上記の魚介類のほかに、乳製品や、季節のもので梅の実という回答も見られました。保育園の食材を測りたい、という方もいました(横浜市民測定所では、園・学校関係者からの測定依頼は無料でお受けしています。ぜひご利用ください)。また食品以外では、自宅や公園、園や学校の土壌を測りたいという方がとても多いこともわかりました。

食品について、何ベクレル/kgまで許容できますか?
との問いに対しては、0Bq/kgまたはND (3人)、 0.1~1Bq/kg (6人)、 2Bq/kg (1人)、3Bq/kg (5人)、4Bq/kg (1人)、10 Bq/kg (1人) との回答でした。
大人○○Bq/kg、子ども○○Bq/kg、主食などの沢山食べるものは○○Bq/kg、そうでないものは○○Bq/kg、というふうに、年齢や食べる量・頻度によって、基準を使い分けている方が多いようです。

最後に、自己基準や気をつけていること、心配事など 自由に書いていただきました。
食材選びに関しては、出やすい傾向の食材を避ける、なるべく測定したものを食べる、産地を選んで買う、などの自衛策を各自とっていらっしゃるようです。お子さんが大きくなるにつれ、給食や外遊び、外食をコントロールできない分、家での食事には極力気をつけている、といったお声もありました。
気をつけるところは気をつけ、ゆるめるところはゆるめる。原発事故から2年以上がたち、皆さんがそれぞれ「自分のものさし」を持って生活していらっしゃるご様子がうかがえます。その一方で、「測定してだんだんND(不検出)のものも増えているようだが、なかなか最新情報を得る機会がなく、どのくらい自己基準をゆるめてよいのかわからない」といった戸惑いもまだまだあるようです。測定を続けていくことの大切さをあらためて感じます。

お子さんの園、学校関連では、「学校の給食測定は続けてほしい」、「保育園の給食が心配」、「子どもの修学旅行の行き先や食事面が心配」といった切実なお声もありました。

食品による内部被曝とは別に、「神奈川の土壌汚染が子どもたちにどのように影響があるのか知りたい」、「舞い上がりによる呼気被曝が気になる」といった、土壌と空気の汚染に関する心配も見受けられました。
 


↓今回のランチ会にご協力いただいた「ナチュラーレ・ボーノ」オーナー植木さまからのメッセージはこちらです。是非ご覧ください。

 

 

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