1.測定・予約
1.横浜市民でなくても測定できますか?
横浜市在住でなくても、どなたでもご依頼いただけます。
3.測定を申し込むには?
予約フォームより、必要事項を入力して送信してください。
・食品(無料) お申し込みフォーム
・土壌(無料) お申し込みフォーム
※フォームから送信できない場合は、info@ycrms.netまでご連絡下さい。
4.電話で申し込みたいのですが。
info@ycrms.netまで、お名前とお電話番号をご連絡ください。
お電話にてご連絡させていただきます。
5.量が足りなくても測定できますか?
1Lに大幅に足りない場合は、500ml容器にて測定することも可能です。
ただし、500ml測定ではデータの信頼区間が小さくなってしまい、検出下限値も高くなりますので、なるべく1L分の検体をご用意いただくことをおすすめします。
6.賞味期限の切れたものも大丈夫ですか?
賞味期限が切れていても測定できます。是非お申し込みください。
ただし、明らかに腐敗して異臭のするものはご遠慮ください。
7.測定後の食品は返却されますか?
基本的に測定所にて廃棄処分いたしますが、ご希望があれば返却いたします(送料はお客様負担となります)。お申し込み時にお申し出ください。
※測定時には、検体を常温にしみじん切りの状態にして数時間測定器にかけますので、生鮮食品の場合は食用に適しません。
※検体の状態によっては、消泡剤・防腐剤等の薬品を添加します。その場合も食べることはできなくなります。
8.給食の測定はできますか?
はい、測定できます(事前に学校・幼稚園・保育園等の許可をお取りください。許可なく持ち出された給食はお受けできませんので予めご了承下さい)。
2.検体の処理ついて(食品)
1. 検体の下処理とは?
きれいに洗った包丁とまな板を使用し、できるだけ細かく刻み、よく混ぜてください。
フードプロセッサーを使用してもかまいません。
正しく測定するための条件は
①「混ぜて均一に」
②「細かく隙間なく」に加えて、できることなら
③「乾燥して水を飛ばす」です。
詳しくは「検体処理(基本編)」「検体処理(食品別)* 検体量の目安」」をご覧ください。
2. 検体量はどのくらい必要ですか?
容量にして 1リットル 必要となります(メージとしては、1リットルの牛乳パックに詰められるだけの量です)。
詳しくはこちら「検体処理(検体別)* 検体量の目安」をご覧の上、少し多めにお送りください。
3. プロセッサーで破砕する予定ですが、どれくらいまで細かくしたらよいですかか?
細かければ細かいほど理想的です(みじん切りより小さくしてください)。
4. 冷凍品はどうすればよいですか?
検体の種類により処理方法が異なりますので、お申し込み時に予約担当より処理についてご案内いたします。
※解凍すると冷凍時より体積が減る場合がありますので、多めに検体をご用意ください。
9. 検体を刻んだら水分が出ましたが、絞って捨ててもいいですか?
水分にもセシウムが流出しますので、一緒に測りたい場合は捨てずに入れてださい。
水分は測らなくてよい場合は、捨てて構いません。
10. みかんを包丁で刻むと水分が流出してしまうのですが…
水分も一緒に測りたいけれど包丁で刻むと流出してしまう検体の場合は、フードプロセッサー等のご使用をお勧めします。
お持ちでない場合は、測定所で処理いたしますので、ご予約時にご相談ください。
11. 生ものなので測定まで冷凍しようと思いますが、測定結果に影響がありますか?
Cs濃度には影響はありません。
ただ、冷凍・解凍の際に水分が失われた場合は、濃縮する傾向がございます。
12. 薬やサプリメントは測定できますか?
測定できます。粉薬はそのまま、タブレットは粉砕してください。
3.検体の送付について
1. 容器は返却可能ですか?
はい可能です。ご要望があれば返却いたしますので、ご予約時にお申し出ください(送料はお客様負担になります)。
とくにご要望がなければ、測定所にて廃棄処分いたします。
2. 送料がもったいないので持参したいのですが?
持ち込み対応いたしますので、予約時にお申し出ください。
3. いくつかの検体をまとめて送りたいのですが?
保管スペースや測定スケジュール等調整いたしますので、お申し込み時にご相談ください。
腐敗しやすい検体や測定が週をまたぐ場合などは、別々にお願いする場合もありますが、ご了承ください。
4. 瓶入り飲料などはそのまま送ってもよいでしょうか?
送付時に割れないよう緩衝剤等で保護して梱包し、「ワレモノ」扱いで送付お願いします。
5. どんな容器に入れて送ればよいですか?
下処理した検体は、ビニールやジップロックなどに入れてください(漏れ防止のため二重におねがいします)。
液体類はきれいに洗ったペットボトル等をご利用ください。
下処理の不要な製品(小麦粉、お砂糖、お米、飲料など)は、流通時のパッケージ(袋やペットボトル等)のままでかまいません。
輸送時に容器やパッケージが破損しないように、緩衝剤等を入れてお送りください。
※容器返却ご希望の方は、ご予約時にお申し出ください。ご要望がなければ、測定所にて処分いたします。
4.測定・分析・技術について
1. 検出下限値は?
当所の測定器ATOMTEX AT1320Aのカタログスペックでは
最小検出下限値
【1時間測定】Cs-134:4.0 Bq/kg、Cs-137:5.7 Bq/kg (統計誤差50%(P=0.95)、BG測定3時間)
【3時間測定】Cs-137:3.0 Bq/L(統計誤差±50%(P=0.95)/飲料水/1リットルマリネリ)
となっております。
※検出下限値は測定条件(汚染度・測定時間・検体の種類や詰め方等)によって変化します。
※当測定所では、鉛板による遮蔽強化、適切な検体処理などにより、理想的な測定条件を得られるよう常に努力しています。
2. 測定スタッフ、分析スタッフは?
放射能測定の経験や専門知識を持ったメンバーが分析を担当します。
販売代理店のマニュアルに基づいて研修を受けたスタッフが測定を行います。
(当測定所は専門の測定機関ではなく、横浜市に住む普通のお父さんお母さんたちで運営しているボランティアベースの測定所です)
3. 測定時間を延長するのは、どういう時ですか?
検出値がある程度あるにも関わらず統計誤差が33%を超えているもの(検出はしているが数値はあてにならないもの)については、測定員の判断で延長します。
但し、食材の性質や予約の混雑状況等で延長できない場合もございます。
4. 測定結果の分析とは、どのようなことをするのですか?
分析スタッフが測定条件等を確認し、スペクトルから天然核種の影響や誤認等を評価します。場合によっては、外部の検査機関にクロスチェックを依頼したり、専門家の助言を頂くこともあります。
ご依頼者さまには必要に応じて分析所見をお返しします。
5.測定結果について
1. 結果が出るまでにはどのくらいかかりますか?
検体送付(持ち込み)から結果到着まで1週間前後をご予定下さい。
測定後、データの検証を経て、結果をご報告(郵送)します。とくにお急ぎの場合はご相談ください。
測定結果に疑問がある場合などは、別途専門測定機関へ測定に出すことも考えております。
その場合依頼者様へは途中経過としてお知らせ致します。
2. 測定結果はどのように通知されますか?
【食品】
測定結果データの解析を行った後、データシートと分析結果を郵送にてお送りいたします。
【土壌】
返却する土壌検体と測定結果を同胞して、送料着払いにてお送りします。
どちらも検体送付(持ち込み)から一週間程度が目安となります。
3. 測定結果はどのように公開していますか?
測定結果はこちらのページで公開しています。
【食品】http://www.ycrms.net/data-2
【土壌】http://www.ycrms.net/data-2/dojou
2015年度まで検体に関する詳細(商品名、メーカー名、市区町村までの産地情報、採取日、購入店…など)は会員様のみに公開しておりましたが、2016年度より会員制を廃止し、一般の方々にもすべての情報を公開しています。
6.測定所について
1. 測定所は財源、運営等で何かしらのサポートを外部から受けているのでしょうか?
市民からの寄付によって、運営資金をまかなっております。
息の長い活動のために、ご支援をよろしくお願いいたします。
当測定所は特定の政治・思想・宗教とは一切関わりはありません。
また、特定の団体からの支援等も受けておりません。
2. 測定所のスタッフになりたいのですが、募集していますか?
現在、週1日程度、測定所にて作業できるスタッフを募集しています。
検体を刻んだり、測定容器に詰めて測定したり、パソコンに必要な情報を入力する作業になります。
当測定所の活動はすべてボランティア(交通費のみ支給)となりますが、ご了承いただけましたら info@ycrms.net までご連絡下さい。
3. 測定所のお休みは?
基本的に土日祝日、年末年始、お盆はお休みを頂いております。
4. 測定は見学できますか?
現在、測定見学については測定器移設に伴い調整中となっております。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。